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暑さも和らぎ、味覚の秋。重めのワインも楽しめる季節になってきました。
先週末はエゾ鹿の塊り肉が届いたので、シラー種100%の赤ワインで頂きました。鹿肉は脂身が少なく、少々血の味(鉄分の味)がします。それをパワフルスパイシーなシラーが引き立ててくれました。
今週末は知人宅でディナー予定。刺身や牡蠣といった和食志向の知人には、アルザスのリースリング種白ワインを持参する予定です。確かに刺身用発酵醤油には有機酸ワインは不向き。でも生魚そのものに白ワインが合わないわけではありません。反対にワインの酸味が生臭さを和らげてくれます。
と、ここまでワインの知ったかぶりをしてきましたが、正直言って僕は味音痴。ワインのテイスティングを強要されるときは「ブドウの香りと味がする。」といったコメントぐらいしか出てきません。上記のウンチクは、私たち夫婦がワインを購入している卸ワイン店「カーヴロンド」のソムリエオーナーからの受け売りです。
お店は日曜日のみ一般小売販売しており、先日、豚肉に合うピノ・ノワール以外の赤ワインを購入してきました。モナストレル種100%のスペイン赤ワイン。モナストレル(ムールヴェードル)は酸味もありますが、それ以上に強烈なタンニン(渋み)が特徴。それだけで飲むとウッとなりそうですが、過保護に育てられ脂身が滴るような豚肉に合わせるとあら不思議!しつこさが不思議と緩和。
人間も食事も、相性が大事。
mariage(マリアージュ)! 2つの命が1つの命になる。