■ 斧で薪割りから始めよう。 by T
2018-11-22


「ある問題が生じた時、既存のマインドセットを変えないでその問題を解決することはできない。 」 アインシュタイン

福島第一原発事故が発生して以来、さかんに代替エネルギーの議論がされるようになった。でもアインシュタインに学ぶならば、既存のライフスタイルや便利さに対するマインドセット(価値観)を変えず、依然として同じ量のエネルギーを消費しつつ、エネルギー源だけを変化させても、根本的な問題解決は不可能ということであろう。

先日のブログで、薪エネルギーは環境問題と経済問題(地球温暖化問題とエネルギー問題)を共に無理なく改善する一助となるかもと書いた。しかしそれは薪エネルギー利用者が現在マイノリティであるからであって、もしも薪エネルギー利用者が急増し、現在と同じだけのエネルギー総量を消費するならば、森林は瞬く間に禿山になるであろう。薪エネルギーとはいえ地球環境に負荷をかけているのは当然のことである。

僕が根本的に見直し変えねばならないことは、石油や原子力などのエネルギーから薪エネルギーへの代替転換といったことでなく、自分が消費しているエネルギーそのものの総量であり、今よりもエネルギー総量を抑制するようなライフスタイルに対する新たな価値を認めることである。

つまるところ、僕は今よりも少々不便な暮らし、慎ましい暮らしに新たな価値を見出し、便利で贅沢な暮らしよりも更に豊かさを認識し得るような価値の転換をせねばならないということだ。

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難しい話はさておき、まずは手始めに斧で薪割りしよう。そうすれば身体が内から暖かくなり、薪エネルギー消費量を抑制することができる。


[by T]
[エシカル/Ethical]
[薪ストーブ/Stove]

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