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写真はレンギョウとシロモジです。庭で花の盛りを迎えています。煩い枝を切ってきて活けてみました。煩い枝でも活ければ、それなりの姿に…。
人間も同じかもしれません。環境によって見え方が変わことがあります。ある場所では輝いていた人が、場が変わると輝きを失ってしまったり、その逆もあります。
人間は場所を移動して環境を変えることができますが、植物は移動できません。根づいた場で生きていく宿命にあります。たまたま私が枝を折り、屋内に持ち帰ったことで、煩い姿だった枝がその姿を輝かせています。
環境の方がある人の輝きを失わせているとしたら、それはその人のせいではなく、環境のせいかも…。たまたま知人に勧められて読んでいる辻村深月著『かがみの孤城』からもそのようなことを読み取れるような気がします。