■ 金山里山の会から椎茸のホダ木を購入 by T
2017-05-10


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金山里山の会にて、昨年秋に伐り出したコナラの原木に、今年に入って椎茸の菌駒打ち込み作業をしてきました。椎茸菌名は「能登てまり」。金沢市にある日本きのこセンターより購入した菌駒です。

このように作られた椎茸ほだ木は、一本につき会員価格で500円。これは破格の値段です。僕は18本購入しました。購入といっても実際にはお金を支払っていません。金山里山の会に参加した活動時間に合せて日当が計算され、そこから差し引かれるからです。

家庭で椎茸の原木栽培をしている人は時々見かけますが、このように自ら山で木を伐り出し菌駒を打ち、そしてビジネスではなく自宅で消費するといった自産自消をしている人はまだ少ないでしょう。

米だけを作るとか魚だけを獲るとかといったモノカルチャー(単一生産)と異なり、里山の暮らしは生業(なりわい)が多種多彩に富み、とても楽しい。しかも多種多彩ということはリスク分散にもつながり生活の危機管理力を高めます。

ほだ木栽培の椎茸を食べたら、スーパーなどで売られている菌床栽培モノにもう戻れません。肉厚で旨みがとても強い。そしてきのこ全般に言えることですが、ガンに対する免疫力向上など健康にも良いそうです。それが天然モノとなったらさらに良さそうですね。

日本は資源の乏しい国といったイメージは、戦後教育による一種のマインドコントロールだと思います。石油や地下資源のみに基づく価値観です。

里山は宝の山です。名実共に金山です。決して日本は資源の乏しい国ではありません。私たちはマインドセットを変えるだけで豊かでオシャレな里山暮らしができるのではないか。One’s Wayはそう提案します。


早速、ガーデンの木陰場所に井桁組みにして秋まで保管します。ここ数日晴天続きなので時々水をかけてやりました。今朝は明け方から雨が降っています。ホダ木もしっとり濡れて気持ち良さそうです。
[by T]
[里山/Satoyama]

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