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我が家のコーヒーミルは、カリタの鋳鉄製すりつぶしタイプのコーヒーミルです。結婚祝いとして職場の同僚から頂いたというか、これが欲しいとこちらから所望したコーヒーミルです。
同僚曰く、思ったより安かったそうで、コーヒー豆を入れるガラスの容器と、ペアカップもつけてくれました。カップの片方を割ってしまったので、こっそり同じものを購入し、今もペアで揃っています。
コーヒーミルなんてお洒落だけど、どうせ飽きちゃってすぐにブックスタンドか置き物になると揶揄されましたが、あれから四半世紀以上、一日に最低2杯は飲むであろうコーヒーを毎日挽いてくれています。
四半世紀の間に2度ばかり分解掃除をしました。刃物ではなく臼物なのでこまめに研ぐ必要もありません。一度も壊れたことがありません。そもそも壊れる心配のある箇所が見当たりません。
動力源は人間、回転速度の微調整など複雑な動きも人間が担当するので、コーヒーミル自体はシンプルそのものです。先に動かなくなるのは人間の方でしょう。その時は私たちを静かに看取ってください。
なんか『おじいさんの古時計』のような話になっちゃいました。