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昨日の朝、ラジオで中部地方の天気予報を聴いていました。
「今週、東海地方は周期的に天気は変わり、北陸地方は晴れ間は期待できません。」
このアナウンサーは北陸の冬を経験したことがないのでしょう。北陸の冬は西高東低の気圧配置によって、高気圧に覆われているにもかかわらず寒気の吹き出しによる筋状の雲が発生します。筋状の雲とは正に筋状なのであり、雪雲がちぎれちぎれに北西から南東に向かって流れるわけです。よって雪が降っていたかと思えば突然日光が射すことが多いのです。
1日のうちに多様な天気を経験できるのが北陸の冬なのです。
百聞は一見に如かず。情報が溢れている時代だからこそ、自分の経験を元に考え行動することが大切だと自分に言い聞かせています。
ニューヨークにだって自然はいっぱい存在します。カリフォルニアにだって四季はあります。不注意な人間がその存在に気付かないだけだと、確か作家ロス・マクドナルドが言っていました。